OoT東RAGE予選に行ってきました
RAGE行ってきました。
今回は新弾リリースから僅か1週間ということもあり、構築やプレイングを詰めるのに苦労する大会だったと思います。個人的に大会の時期を早めた方が競技性は上がると思っているので今後もこの形を取ってくれると嬉しいです。
デッキ選出と大会成績
自分が持ち込んだデッキはロイヤルとネメシスでした。
その結果は
- 1回戦 対E,W 2-0
- 2回戦 対D,V 0-2
- 3回戦 対R,V 2-0
- 4回戦 対Nc,Nm 2-0
- 5回戦 対R,V 1-2
- 6回戦 不戦勝 2-0
合計4勝2敗でDay1止まりでした。
構築の経緯
・ロイヤル
ロイヤルが一番強いのは間違いないと思っていて、前環境からの練度的にも持ち込みに耐えるだろうということでロイヤルの選出は自分の中で確定していました。
ロイヤルデッキの構築経緯としては、全体的な相性で圧倒的な不利の見当たらない財宝アーサーを構築の基盤にするのは決まっていました。しかし財宝アーサーは自由枠がほぼなく(39枚がほぼ確定枠)、下手に枚数調整するとデッキの目的を見失うことになるため構築自由度はほぼ0に等しいです。また、この型はドラゴンを相手にするのがやや厳しいです。そのため少ない調整でドラゴンへの対策を厚くしようと考えました。
ガルミーユでアーサーを全処理されにくくするために簒奪の従者をプリムに、潜伏で8コスへフォロワーが繋がる様になったのでドラゴンへの詰め+ミラーでのデッキパワー強化でスカイフォートレスを採用しました。結果はRAGEで1度だけ当たったドラゴンにアッサリ抜かれてしまったため、素直に財宝アーサーをそのまま持っていくべきだったと思います。
大会勝率: 4勝3敗 57%
・ネメシス
ロイヤルの相方選びですが、当初は上振れ次第でどのマッチアップでも勝つことのできるヴァンパイアにする予定でいました。しかし練習に着手したのが遅く、環境的にもヴァンパイアを意識した構築しか存在しないこともあり、自分が持ち込むとヴァンパイアを標的にした選出(ロイヤル、ドラゴン等)を抜くことができないと感じました。
友人にドラゴンやウィッチを勧めて貰いましたが、それら2つはリーダー自体の理解力が自分に足りていなかったため断念せざるを得ませんでした。また、大会によく持ち込んでいたエルフも今期は研究が進まなかったため、ネメシスの研究を始めました。
この時点でデッキ登録期限が24時間を切っていて、かなり追い詰められてました。
自分の選んだアーキタイプはマキナ軸のアーティファクトネメシス。
勝ち上がれば必然的にロイヤルのマッチアップが増え、それらをどう攻略するかが肝になってくるためロイヤルを抜けるAFネメシスは十分実用的だと考えていました。
問題となるのがリーサルターンや立ち上がりの遅さ、マキナが引けなかった際のパワーの低さであったため、これらを解決する方向で調整を進めていきました。
リーサルターンや立ち上がりの遅さを解消するため、 序盤からAFや加速装置で盤面を取りにいける様に調整、アグロ寄りで早期にレディアントを投げる今回の構築との噛み合いが悪くなったハクラビの採用枚数を0に変更。結果的にこの調整のおかげで闇喰らい対面を盤面だけで突破できたので構築には満足できました。
序盤の素出しでも盤面に影響を与えられ、且つマキナをドローできなかった際のサブプランとして機能するリーシェナを2枚採用。大会ではしっかりとマキナを引き込めたため活躍の場面は薄かったですが、保険として入れておいて損はないと思います(リーシェナは登録期限ギリギリで入れたカードなのでぶっつけ本番で使いました)。
大会勝率: 3勝1敗 75%
おまけ: 大会の対戦内容詳細
以下はRAGE中に取っていた試合内容のメモ書きです。
砕けた口調、誤字脱字は気にしないでください。
一回戦 対E,W 2-0
>後攻 ミッドロ 対 ギガキマ 勝利
アーサー引けなかったがマグナス2連打で押し切って勝ち
>後攻 AFネメ 対 ギガキマ 勝利
相手より先にレディアントで削り切って勝ち
2戦連続で相手の宣告ブーストが10にも満たなかったのに驚き、多分事故ってたんだな
二回戦 対D,V 0-2
>先攻 ミッドロ 対 ランプドラ 敗北
蛇剣ハンドに集まってフォロワー展開できず、財宝は全部靴に
ポセイドンガルミーユガルミーユアジGG
>後攻 ミッドロ 対 闇喰らい 敗北
ヴァーナレクが5,6と疾走してきて負け
先1の7銀を後2で処理してもその分7銅に2回殴られるから先攻ブンはやっぱりきつい、フルパワーヴァーナレクに焦点絞って闇街をすぐに捨てた相手のプレイが素晴らしかった
三回戦 対R,V 2-0
>先攻 ミッドロ 対 ミッドロ 勝利
実力拮抗してて怪しかったけど先攻マウントで削り切り勝利
後攻だったら負けてたと思う
>先攻 AFネメ 対 闇喰らい 勝利
ネメが大宇宙かまして勝ち
相手が邪眼引けず5T目に盤面だけで決着
四回戦 対Nc,Nm 2-0
>先攻 ミッドロ 対 アーカス 勝利
終始ボード取り続けてアーサースカフォがクリティカルヒット
相手のハンドは明らかに事故っていた
>先攻 AFネメ 対 アーカス 勝利
そこそこ強い立ち上がりに6マキナ正着して負ける要素がなかった
五回戦 対R,V 1-2
>先攻 ミッドロ 対 ミッドロ 敗北
先アーサー決めたのに負けて恥ずかしいどころの話じゃなかった
先6のムーブが手元に来なかったため前ターンにチョイスしておいた聖弾でごまかし、財宝が全部靴+後続がほぼ2コス+3枚目のアーサードローで手札差がついて負け、なんというか先攻とアーサー以外何も来なかった(何のための8コス5枚)
>後攻 ミッドロ 対 闇喰らい 勝利
相手が7銀スタートできず終始こちらのペース、邪眼切らせて上からアーサーGG
>先攻 AFネメ 対 闇喰らい 敗北
後2フラウロスに5点貰って後5ヴァーナレクが処理できず詰み
RAGE東予選に行ってきました
RAGE東予選に行ってきました。
準備もままならない状態でしたがなんとか形にし、第二部での参戦。
オフライン大会大好き人間なのでこういうイベントは無理してでも行きたくなります。
長い前置きは要らないのでまずは持ち込みデッキと結果から。
持ち込みデッキ
- アグロエルフ
- アグロロイヤル
戦績
RAGE東予選Day1 第2部 2-2敗退 (最終戦績: 4-2)
1回戦(対W, D)...2-0
〇 先攻 アグロロイヤル vs ランプドラゴン
〇 後攻 アグロエルフ vs スペルウィッチ
2回戦(対B, Nm)...0-2
× 後攻 アグロロイヤル vs 社教会ビショ
× 後攻 アグロロイヤル vs 人形ネメシス
3回戦(対E, B)...2-0
〇 後攻 アグロエルフ vs 社教会ビショ
〇 後攻 アグロロイヤル vs 社教会ビショ
4回戦(対E, R)...1-2
〇 後攻 アグロエルフ vs ミッドロ
× 後攻 アグロロイヤル vs ミッドロ
× 先攻 アグロロイヤル vs アグロエルフ
5回戦 不戦勝
〇 ---
〇 ---
6回戦(対W, D)...2-0
〇 後攻 アグロロイヤル vs リントドラゴン
〇 先攻 アグロエルフ vs リントドラゴン
デッキ別戦績
アグロロイヤル: 3-4
アグロエルフ: 4-0
という結果でした。何とも不甲斐ない。
エルフロイヤル持ち込みの経緯 (※重要度の低い話なので飛ばして構いません)
当初は人形を持ち込み確定として、ミッドロかアグエルで強い方を相方にしようと考えていました。ですがBoS初期に人形を触っていなかった自分が人形を使った感想として、ミラー戦の難度が異常に高いということが目につきました。自分の練度が高ければ何の問題もありません(むしろ強みになります)が、自分が人形を触ったのは大会まで僅か二日前のこと。人形の立ち回りをある程度学ぼうという浅はかな考えでしたがここで予定変更、ミラーで勝てないこのデッキを自分が持ち込むのは危険だということで、今からでも練度の保証ができるエルフとロイヤルの2つを持ち込むことになりました。
ここでいつもの自分であればミッドロを持ち込むところですが、色々あって上のアグロロイヤルになりました。というのも、自分のミッドレンジロイヤルが直近のランクマッチで連敗してしまい、方向性を変えることになったためです。
自分の候補デッキであったものにアグロロイヤルを加え、その特徴を挙げるとすれば、
- アグロロイヤル
有利: ギガキマ, 社教会
五分: 人形ネメシス
不利:アグロエルフ, ミッドロ
→アグロエルフと合わせて一貫性が生まれる
→人形ネメシスに対してもミッドロの劣化という訳ではない
→対エルフが絶望マッチ
- ミッドロ
有利: 社教会
五分: アグロエルフ,ミッドロ, 人形ネメシス
不利: ギガキマ,
→総合力が高い
→アグエルやスペル軸W、リアニネクロとの相性がナーフ前と比べて悪化
- アグロエルフ
有利: ギガキマ, 社教会
五分: アグロエルフ, ミッドロ, 人形ネメシス
不利: x
→明確な不利が見当たらない
- 人形ネメシス
有利: その他全般
五分: 人形ネメシス, ギガキマ
不利: 社教会
→メタるくらいなら使えというレベルで欠点がない
→ミラー戦の定石が多く、練度が問われる
→環境トップ故に狙われやすい
です。アグロ2本という組み合わせは流行りつつあったウィッチとビショップ2つに対して全抜きを狙えるため、下手にネメシス読みでメタを貼るより効果が見込めると考えました。最近のミッドレンジロイヤルの構築が徐々に前寄りになってきていることもあり(というより後ろに寄せても勝てない)、多少の不利には目を瞑ってミッドロをアグロロに変え、アグロ2本戦術を敢行することにしました。
結果としてアグロロイヤルは3-4だったため、正解だったかと聞かれると首を傾げるしかありません。
まとめ
直近のランクマッチでミッドロが連敗を喫したため、デッキを信頼できなくなってしまった。また、人形ネメシスのミラー熟練度が低く、その不安から持ち込みを敬遠してしまった。その結果直近の流行デッキであったギガキマ、社教会への殺意を上げたアグロロイヤル&アグロエルフにリストを変えてしまった。
結果論ではあるがその戦略は功を奏した面もあった。しかし、一番の懸念点であった自身の後攻運とロイヤル、エルフのミラーマッチに見舞われ、咎められる形となった。
...ちなみに自分がもう一度挑むならアグエル、ミッドロでいきます。
けれど最も強いと思う組み合わせはアグエル、人形です。
BoSローテGP 15連勝ミッドレンジロイヤルの構築と解説
ローテGP開催してますね。
みなさんいかがお過ごしでしょうか。
自分はいつものようにロイヤルを握っています。
図1. BoSローテGPミッドロの戦績
1日目にアグロエルフで3-2したものの2日目以降はまだ1敗のみ。
最後のスクショはラウンド2です。
折角だしデッキ紹介でもしようかなということで、今回はロイヤルコラム番外編。
GP15連勝のミッドレンジロイヤルを解説していきます。
デッキリスト、構築意図、マリガン、採用理由の4つに分けて説明します。
図2. ミッドレンジロイヤルのデッキリスト
・構築意図
最近の環境は
ロイヤル, ビショップ > ウィッチ, ドラゴン, ネメシス, エルフ > ネクロ, ヴァンプ
のマッチング率なので、特にミラー性能の向上とビショップ対面の勝ち筋の太さが物をいう環境です。
そのためロイヤルミラーと獅子・社に強いカードは可能な限り積み込む必要があります。
・マリガン
次のカードたちを相手に合わせて探します。
- 白と黒の決闘
- 静かなる炎将・マーズ
- 嵐の槍使い
- 円卓会議
- 騎士王・アーサー
慣れない内はマーズとアーサーに全力でもOKです。
とにかくアグロ対面以外は2コスを絶対に流すこと、2コストカードの引きすぎがミッドレンジロイヤルの負け筋の1つだということ頭に入れておいてください。
・採用理由
1〜2コストは採用理由もテンプレートのままなので3コスから解説。
静かなる炎将・マーズ
これを投げることがロイヤル戦を安定して勝ち抜く方策です。
3T目素出しも強く、5T円卓会議、終盤のコンボどれをとっても非常に強力です。
嵐の槍使い
ミラーを勝ち抜く必須札です。
円卓会議から出るのを嫌う人も多いですが、進化温存や2面処理を行えるので非常に強力です。
円卓マーズシャルという無駄な拘りは捨てるべきです。
小さな聖騎士・シャルロッテ
これを3投することで有利に大きく傾くマッチがあります。
また、後述の理由で3/2/3が強いのでそれも評価しての3投。
円卓会議の採用枚数にも関係しています。
魔導狙撃士・ワルツ
一見ビショップに強そうに見えるこのカード。
これがかなりの罠です。
2コスト4コストのビショップアミュに聖弾を撃つ行為がそもそも負けの行動であり、3/2/2というフォロワーは社の2点ダメージや銅獅子2/2/2と相打ちにしかならないため、ビショップに対しては弱いカードになっています。
4T目のカードとしては強力ですが、3T目の3/2/2はミラー後攻でも置きにくいカードのため、削っていい枠だと判断しました。
3コストは既に9枚分確保しているため、2枚削って1枚刺しとしました。
余った1枠とも言えます。
円卓会議
このカードはコストパフォーマンスが高く、釣り上げるカードが非常に強力なため必ず使いたいカードでした。しかし円卓マーズシャルは強力ではあるものの種類被りの事故率、3コス指揮官6枚のため安定性に欠き、進化権の温存が難しくロングゲームに弱くなるという側面を抱えていました。
しかしこのカードをコンボカードではなく、単純なランダム系パワーカードとして見るのであれば、嵐の槍使いの採用は確実にプラスに働きます。
なぜなら
- 3コス指揮官9枚による安定性の向上
- 突進の加入による2面処理
- 進化温存の易化
これらの恩恵が受けられるからです。
この場合の円卓会議は特定のカードを狙ってプレイすることはありません。
出てきたカードを見てから動きを決めます。
ただしデッキ内のカード内訳は確認してから投げてください。
ドラゴンナイツ
貴重な打点要因です。
前回コラムと書く内容が変わらないので省略します。
ミラー戦は有利盤面でも安易に疾走を選ばずしっかりとボードで押し切ること。
真紅の穿光・ゼタ
よく2積み採用のレシピが多いこのカード。
確かに2枚以上引いた際に腐ることは明らかですが、聖獅子という実質超越のいる環境では打点の引き込みが勝敗を分けます。
特にミッドレンジロイヤルはその大半が低コストドローソースを積んでいないため、2枚以下のカードはやや都合引きが要求されます。
ゲーム中に1枚は投げたいカードであり、進化温存が可能な貴重なカードなので今回は3枚投入としました。
騎士王・アーサー
前回のコラムにて書いたため省略します 。
今回の構築によって新たに書くことはありません。
高潔なる騎士・レイサム
アクセラレートの2枚展開が強い環境であり、またそれらを守るカードも潤沢です。
素の8/8/7はファンファーレ効果を活用すればフルヘルスで場に出すことができ、このカードの処理とナイト疾走に相手が対応できなくなるケースが殆どです。
2コストとしての運用も考え、可能な限り多く引き込むため3投です。
先陣、スカイフォートレス不採用の理由については次回の記事に書こうと思います。
次回は構築編② -構築上の分岐点- です。
BoSミッドレンジロイヤル考察 構築編①
どうも、タコさんWINNERです。
聖獅子ビショップが台頭してきてからしばらく経ちましたが、みなさんいかがお過ごしでしょうか。
自分はミッドロなりアグエルなりでちまちまMP盛ってます。
需要がどの程度あるのかわかりませんが、自分なりのロイヤルメモを作ろうと思い立って書いた次第です。ラダーの助けになれば幸いです。
ゆっくりと何回かに分けて書いていきます。※次回更新日は未定
構築編① -候補カードと環境上の役割-
自分の知る有識者達が使用していたカードのみに絞っています。
「このカードが入っていない!」という注文には答えられません。悪しからず。
1コスト
・白と黒の決闘
イメラとマグナスの択がどちらも強い。耐性持ちによるフィニッシュ性能は前環境ほどではないものの強力。前環境に比べてイメラがケアされやすくなったため注意が必要。
2コスト
・空の指揮官・セリア
ロイヤル構築の確定枠。あるとないとではリーサル圏も柔軟性も大きく変わる。アーサーから出てくることだけがデメリット。
・クーフリン
アーサー構築の確定枠。この2点がないとアーサーが進化前提のカードになる。
・ホーリーナイトベア
アーサー構築の確定枠。守護はどこまでいっても偉い。
・刃ネズミ
先攻カード。先2T最強の動きを取りつつアーサーのコストパフォーマンスを上げることができる。
・イノセントプリンセス・プリム
円卓マーズシャルの構築だと突進の枚数が少ないため、刃の代わりに採用されることがある。8コスフォロワーと相性が良く、重ための構築にも好んで積まれる。
・熾天使の剣
主にビショップのアミュレットを叩き割るために積まれる。デッキに刺していても邪魔になりにくいがデッキパワーや攻撃力は結構落ちる。
・火遁の術
ミラーの刃ネズミやマーズをとる目的で嵐の槍使いの代わりに採用される。円卓マーズシャルギミックを崩したくない人が使うカードのため、このカードが見えたら構築内容がわかる。
・歴戦の武具
2コストにバフをかけて相手の2コスを一方処理できる。貴重な打点要員でありミラー後攻でもよく働く。今期きっての諸説カード。
3コスト
・魔導狙撃士・ワルツ
3〜4Tに安定した動きをもたらしてくれる潤滑油。消滅やアミュ破壊の役割を持てる。
・静かなる炎将・マーズ
先攻カード。手札に1枚は持っておきたい。攻め寄りの構築なら必須といえる。
・小さな聖騎士・シャルロッテ
進化前提のカード。進化権を馬鹿食いするがそれに見合った除去耐性をくれる。ビショドラに対して強め。腐る時は潔く腐るタイプ。
・嵐の槍使い
後攻カード。先攻でも2/1/3の一方処理や刃シナジーがあるため腐らない。ミラーにおいて刃、マーズ、アーサーを返せる貴重なカード。ミラーを意識するなら必須。
4コスト
・先陣の騎兵
後4Tのとりあえず出しとけカード。1枚でボードを作れる点は偉い。
アグロエルフに対して進化を切ればだいたいなんとかなる(かも)。それ以外では案外微妙。
・シークレットエージェント・デイ
円卓会議のパワーをさらに上げることができる1枚。
セリアリーサルの補助にもなり大量ドローも見込めるが、本体が非常に弱く対面だけで出せなくなる相手がいたり後手で腐りやすかったりと難儀なカード。
ハマれば強いタイプ。
5コスト
・ドラゴンナイツ
5コストとしてはパワー低めのカードだが好きなカードに化けられるため結局使う。
エンハンスのパワーは言わずもがな。
ヴェイン進化が安定択の様に見えてそうでないシーンが多々ある。
・円卓会議
5コスで6コスの動きができるカード。マーズを釣り上げてくるため終盤他のカードと合わせて打っても強力。ランダム要素とデッキ内フォロワーの不安要素だけが弱点。
・バルバロッサ
前弾ではガウェ進化→バルバ相打ち→アーサー牽制が成立したが今はドラゴンナイツとゼタしか飛んでこないためロイヤルミラーの有効打になりにくい。5Tで進化温存できる数少ないカードではある。
6コスト
・真紅の穿光・ゼタ
進化温存と打点確保を担ってくれる。6/6/5突進が意外と不器用なため注意が必要。
複数引くと腐りやすいが引かないと始まらないシーンもあって悩ましいカード。環境に合わせて枚数調整が必要。
・アックスデストロイヤー
アミュやファッティを叩き割ってくれるカード。これ1枚で世界が変わるときもあるが出すチャンスはゲーム中に1度あるかないかくらいなので、手札やデッキでお留守番することも結構多い。
・トランプナイト招集
下地として6Tに撒くとアーサーのパワーを底上げできる。エルフへの有効打。
7コスト
・騎士王・アーサー
最強カード。壊れたコストパフォーマンスにデッキ圧縮と完璧な性能。
しかし環境には向いておらず8T目へのお膳立て程度で終わることが多い。
ミラー最重要カードであり、引かないと始まらない。
8コスト
・スカイフォートレス
ロイヤルの貴重な手札補充や詰めの大型守護を立てられるカード。
フォロワーが盤面に残りにくい今の環境だと使いやすいとは言えないが、効果は相変わらず強力。
・高潔なる騎士・レイサム
スカイフォートレスと比べて長期戦に向き、セリアリーサルの大幅な強化も可能。
本体の高いスタッツがミラーによく効き、アクセラレートのおかげでマリガンの安定性も上がる。マーズを強く使えるカードの1つ。
不利盤面だと全くといっていいほど仕事しない。
次回に続きます
BoSコンセプトデッキ① -クロノスロイヤルとロイヤル構築の考え方-
どうも、タコさんWINNERです。
BoS環境が始まりましたがいかがお過ごしでしょうか。
個人的にはリリース当初は社ビショップが幅を利かせていたものの、ほとんどのクラスが群雄割拠してて良好な環境という印象です。
BoSは派手な効果(特に進化時効果)が多く、ToG、WLDの再来として騒がれていましたが、蓋を開ければ結構平和な環境でした。寧ろこれだけ派手なパックでミドネク、ランプ、Nヴの様なスーパーデッキが生まれなかったことが凄い。運営様の調整能力の賜物と言えます。レジェンドもゴミか壊れという様な振れ幅は少なく、実用圏内のものばかりでカードメイクが上手いなーと感じてます。
そろそろ本題に話を移しましょうか。
新環境、初期はワンパン狙いのデッキが多いだろうなーと思ってアグロロを2戦使ってみたところ、
...弱い、弱すぎる。
明らかに打点もパワーも足りず、アグエルの足元にも及ばないデッキだと痛感しました。新カードの「歴戦の武具」が事前評価を外して実用圏内だったのはありましたが、それでも20点を削りきるには明らかに何かが足りていませんでした。2戦しかしていないのにも関わらずそう感じるのは明らかに異常でした。
逆にミッドロはなかなかやれるデッキで、円卓マーズシャルロッテ、エンハドラゴンナイツなどの新たなパワームーブを携えて有象無象や除去頼みのデッキを貫通できる点が非常に強いものでした。
アグロを捨て、ミッドロでMPを盛っていくと、とある壁に阻まれました。
...社が倒せない。
ダメージ耐性をつけても消滅を撃たれ、コンシード戦にもつれ込んで負けてしまう。
しかも急激に使用率が伸び、30〜40%ほどで負けマッチが発生する。
これは良くない。
ここで伸び悩んでいたところで、クロノスというカードを思い出しました。
急いでカードプールを漁ると、社をメタるには十分すぎるほどカードが揃っていました。これは試す価値があるぞと構築を進め、満足のいくところまで詰めました。
BoSデッキ案1: クロノスロイヤル
図1. クロノスロイヤルのデッキリスト
コンロというには些か禍々しい構築ですが、コントロールというよりコンシードという感覚です。
ミッドロとしても振る舞える様にしていますが、白黒シャルロッテないのにどうやって戦うんだよと思われそうなので構築研究の過程を話します。
確定枠は「クロノス」と「騎士王・アーサー」です。
「クロノス」は安定して引き込めて邪魔になりにくい2枚に留めました。
アーサーの弾は長期戦に最も向いている「クーフーリン」、「ホーリーナイトベア」、「空の指揮官・セリア」、「イノセントプリンセス・プリム」の四種確定型に。
ここでミッドロ構築の重要な点を1つ挙げます。
それはアーサーで圧縮した後のデッキをもう1つのデッキとみて構築を進めることです。DBN期の自分が使っていたロイヤルは、「援護射撃」による長期戦のパワーを評価し、「魔導狙撃手・ワルツ」と「円卓の騎士・ガウェイン」の枚数を調整していました。ガウェピン刺し論者たる所以はそこにありました(シャドバドンのネタになりますが)。「円卓の騎士・ガウェイン」が弱いと言っているわけではなく、「援護射撃」を強く使うために削っていただけです。
クロノス入りのロイヤルでの狙いは、コンシード戦術のプランを作ることでした。
基本的にミッドロのように振舞いつつ、ビショに役割をもち、長期戦に強くします。
そのために選んだカードは、アミュレット破壊カード、突進持ちフォロワー、そしてその突進を強く使うための「高潔なる騎士・レイサム」でした。
図2.アーサーと2コスフォロワーを抜きにしたクロノスロイヤルのデッキリスト
こうすることで、終盤に捲れるカードのおおよその中身が見えてきます。
特に今回はクロノス採用なので、マキナ下のAFネメシスと同じ感覚で見てもらって構いません。
ここから見えてくる全体の動きとしては
2〜6Tは除去突進で進化権を温存しつつ(ビショップに対してはアミュ破壊で社を返しのターンに破壊し)、「トランプナイト招集」で補助して「騎士王・アーサー」を全力着地。
ここで相手が対処できなければそこで勝利し、これに対処された場合はコンシード戦に持ち込みます。
クロノスでハンドリソースを補充し、突進を投げ続けて相手のデッキアウトかこちらの特殊勝利を狙います。ドローが豊富でファッティも多い今の環境では相手のデッキアウトがかなり早いため、スパルタクスはプレイ必須のカードではありません。
「高潔なる騎士・レイサム」は、
と役割の塊です。
「堕天」や「バルバロッサ」は環境調整枠になっています。
- 社ビショが多い場合は4T目の返しとして「堕天」
- ミッドロが多い場合は展開の牽制に「バルバロッサ」
- アグロエルフが多い場合はボードを押し返せる「先陣の騎兵」
このあたりを投入候補にすると良さそうです。
クロノスロイヤルはダメージ耐性カードを捨てる代わりに除去突進を多く積むことで、進化権の温存が楽になっています。
そのためアーサー、8コスフォロワーのための進化権をしっかり確保できます。
図3. クロノスロイヤル vs 社ビショップ (ランクマッチ: ローテーション)
高速でMPを盛るには向いていませんが十分強い構築なので、ぜひ遊んで見てください。
シャドバ新弾 "BoS" のあれこれ
シャドバの新弾発表されましたね
ほぼ自分用のメモですが、出てきた情報をまとめて見ていきます
…
なんと同社Cygamesより、グラブルとの大型コラボパック
Shadowverse 拡張パック第9弾
「Brigade of the Sky/蒼空の騎士」
翔べ、あの空の果てまで
PV↓
いつもどおりのハイクオリティなPV
自分はグラブルやってないけど知ってるキャラは多いから結構楽しみ、グラブル勢なら尚更この新弾は興奮ものだと思う(羨ましい
PV中のキャラクターは順に
ルリア
http://gbf-wiki.com/index.php?%A5%EB%A5%EA%A5%A2%20%28SR%29
カタリナ
http://gbf-wiki.com/index.php?%A5%AB%A5%BF%A5%EA%A5%CA%20%28SR%29
ラカム
http://gbf-wiki.com/index.php?%A5%E9%A5%AB%A5%E0%20%28SR%29
ゼタ
http://gbf-wiki.com/index.php?%A5%BC%A5%BF%20%28SSR%29
http://gbf-wiki.com/index.php?%A5%D9%A5%A2%A5%C8%A5%EA%A5%AF%A5%B9%20%28SSR%29
http://gbf-wiki.com/index.php?%A5%B8%A1%BC%A5%AF%A5%D5%A5%EA%A1%BC%A5%C8%20%28SSR%29
パーシヴァル
http://gbf-wiki.com/index.php?%A5%D1%A1%BC%A5%B7%A5%F4%A5%A1%A5%EB%20%28SSR%29
ヴェイン
http://gbf-wiki.com/index.php?%A5%F4%A5%A7%A5%A4%A5%F3%20%28SSR%29
http://gbf-wiki.com/index.php?%A5%E9%A5%F3%A5%B9%A5%ED%A5%C3%A5%C8%20%28SSR%29
ヴィーラ
http://gbf-wiki.com/index.php?%A5%F4%A5%A3%A1%BC%A5%E9%20%28SSR%29
ローアイン
http://gbf-wiki.com/index.php?%A5%ED%A1%BC%A5%A2%A5%A4%A5%F3%20%28R%29
ナルメア
http://gbf-wiki.com/index.php?%A5%CA%A5%EB%A5%E1%A5%A2%20%28SSR%29
ポンメルン
プロトバハムート
収録確定してるだけでも結構な数いるなぁ
公式がグラブルコラボと銘打ってるだけあって追加カードは全てグラブルのキャラクターなのだろうか、PVだけでも錚々たるメンツ
そして今回の弾から追加される
新キーワード能力《アクセラレート》
これは凄い、スペルに反応するカードにとってかなりの追い風では
ローテーションフォーマットで目につくものと言えばリントヴルム、マナリアの始祖・マナリアやスペルブーストカード等
新弾告知と共に発表された新カード3枚の中に早速この新能力を持ったカードが
このカードは2コス1ドロースペルとフォロワーの選択肢がついてるから道筋や鏡より一見強く見えるけど、超越ギガキマ滅亡あたりをフィニッシャーに据えたスペル軸のウィッチだとドロースペルはターンの始めに唱えたいことの方が多いから中盤以降は少し使いづらそう
あと2T目にこれ撃つ暇もあまりない
超越の非常用打点枠として、0コスキマイラと合わせてアグロ止めとして機能するか否かにかかってるという印象
(ドロシーに積んだら雑に強そうなんだけどあまり触れられてないから自分の勘違いかもしれない)
そして今回の看板カードであるルリアとプロトバハムートの姿も
強いカード同士でシナジーしないで(小声)まあでも全クラスにローテで使えるAoEが配られたのは喜ばしいこと(アーサーに間に合うとは言ってない)
両方ともかなり優秀な効果を持っていて、アンリミでも十分活躍が見込めるレベル
プロバハなんて除去性能で言えばサハイスラよりサハプロバハの方が高いという、素出ししても進化いらずでAoE、恐ろしいことこの上ない
ローテなら悪魔の鍵、バンダースナッチ、幻影使いやリアニメイト系列、アンリミではサハクィエル等のコンボに期待?
ルリアの効果である「受けるダメージを一度だけ0にする効果」も魅力的で、フォロワーとの交戦を一度だけ一方的に殴れるの点、2コス除去やダメージ系AoEに耐えられる点は偉い(茨の森は大の苦手)
2/1/1というスタッツの低さを考慮しても先攻なら2T目に置けるフォロワーかと
終盤はプロバハ等の重量Nを1コスで探せるのも良い、というよりこの効果を使わないならまず採用する意味が薄い
ロキやクロノス、ゾディといった複数積みたくないカードを探すのにも使える
コンセプトデッキの強い味方
どちらも看板カードなだけはあるなぁ…
今後発表されるグラブルキャラたちもどんな効果を持って登場するのかとても楽しみ
…
今回の発表に合わせて新弾BoS追加カードの事前評価シートを作り始めました
https://docs.google.com/spreadsheets/d/1Zbm7vbckSYu7OlEo8ELq99qZwv9HAqZgptvI8Xi-BTI/edit?usp=sharing
情報が集まり次第ここに追記していくので、発表済みの新カードを確認する用として見ていただければ幸いです
全カード出揃ってシートが完成したら、新しい記事としてまた書く予定
次弾のスキンはスピネっぽいよという話をしつつ、今回はこのあたりで
ブログ開設しました
シャドバドン(https://shadowverdon.info/)という場所でシャドバやってる人。オフライン大会が大好き。
奇怪な構築や新カード考察、大会や環境のこととかメモがわりに書いていきたい。
開設報告に長文もアレなので今回はこのあたりで。